モンゴル高原

千葉大学人文社会学研究科には、内モンゴル地域からの留学生をはじめ、当該地域を研究のフィールドとして研究を志す大学院生が、毎年数名ずつ入学しています。また内モンゴル大学、内モンゴル師範大学など交流協定を結んでいる研究機関と共同調査あるいはシンポジウムをしばしば行っており、教員、大学院生ともに交流が盛んです。このような実績から、当研究科は日本におけるユーラシア内陸地域研究の一つの拠点を担っているといっても過言ではないでしょう。

モンゴル高原プロジェクト

現在、当部門では中川教授、小谷准教授、児玉准教授を中心に、「モンゴル高原における文化資源の生成と保全にかんする研究」というプロジェクトを進行しています。
 博士後期課程に所属する大学院生とともに、失われゆく在来知、あるいはアイデンティティ・ポリティクスとして新たに創造される民族表象について文化人類学的研究を、それらの文化資源の再生産における教育の機能について社会言語学的研究を進めています。プロジェクトの成果について、当ホームページでも順次広報していく予定ですので、是非ご覧ください。

モンゴル研究会、国際シンポジウム@千葉大学

モンゴルを中心に、さまざまなテーマで研究会を開催しています。

国際シンポジウム@海外

研究成果の発信の一環として、中国でワークショップを開催し、モンゴル研究者との学術交流を推進しています。若手研究者、大学院生の発表の場としても機能しています。

2012年3月:第1回モンゴル文化研究ワークショップ(@中央民族大学)

2013年8月:第2回モンゴル文化研究ワークショップ(@内モンゴル師範大学)

学部生、院生参加のフィールド調査プログラム

千葉大学フィールド学修プログラムにより、学部生、院生がともに参加して、モンゴルでフィールド調査を実施しています。

内モンゴル東部調査(2011年3月)

通遼シャーマニズム調査(2012年3月)

中国内モンゴル自治区アラシャー盟エジネ旗(2013年2月)

内モンゴル東部における食(2013年8月)

内モンゴル東部における食(2013年8月)